【樹木データ】
樹種
カキノキ
高さ
約2.9m
幹回り
胸高約1.3m
所有者
個人所有
見学
不可
長崎市大手1丁目にある個人宅の庭のカキノキ、2本のうちの1本。
戦時中は、柿の実は贅沢品で、柿の皮や葉を粉末にして代用食(米の代わりになる主食)とされていたほか、被爆後に傷ついた人々には、柿の葉を煎じたものが効くとして、苦い柿の葉の煎じたものを飲ませていました。このカキノキにも、そのような歴史があったのかもしれません。
樹齢200年を超えるといわれているこのカキノキは、原爆による被害を受けてなお、立ちつづけています。